韓国に対する輸出管理優遇措置撤廃は「安全保障の問題」


日本政府のフッ化水素などの韓国に対する輸出管理優遇措置撤廃の理由

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「大韓民国に関連する輸出管理をめぐり不適切な事案が発生した」から

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日本の主張に反論するには、

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「日本から輸入した3品目は全て適切に管理され、韓国国外に密輸出などされていない。韓国の輸出管理は信頼できる」

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という事を証明しなければいけません。


韓国の成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源相は79日の会見で、

「日本から輸入されたフッ化水素が北朝鮮を含む国連決議制裁対象国に流出したという、いかなる証拠も発見されなかった」「(韓国の)関連企業らが国内法令により輸出許可を受けて、最終使用者報告など各種義務も適法に履行していることを再度確認しました」と発表しましたが…。

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日本が韓国に輸出した「核濃縮に転用可能なフッ化水素」の総量について、未だに管理報告書は提出されていません。



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韓国の国会議員が産業通商資源省から入手したリスト。

「戦略物資無許可輸出摘発現況」2015年から20193月まで、韓国から戦略物資が無許可で流出した不正輸出案件が156件記載されていた。


不正輸出されたのは、いずれも、NSG(核兵器製造・開発・使用に利用可能な物品を統制する多者間国際体制) AG(生物化学兵器製造・開発・使用に利用可能な物品を統制する多者間国際体制)などを通じ国際社会が厳しく統制・監視している物資。


このリストに記載されている匿名になっている企業名を韓国は教えません。



イランとの繋がり

国際合意を無視したイランの核開発疑惑が浮上していると、反イラン政府の活動を国外で続ける国民抵抗評議会(NCRI)がイランが核開発を凍結するとした協定とは裏腹に、核開発を進めている兆候が衛星写真に見られることを発表したのが2017年の5月


その時、韓国は…。

中央日報/中央日報日本語版2017.03.14

現代エンジニアリングと現代建設がイランで3兆8000余億ウォン(約3800億円)に達する大型ガスプラント工事を受注した。両社は12日(現地時間)にイランの首都テヘランでイラン「サウスパース12の2段階拡張工事」の本契約を締結したと13日、明らかにした


東亜日報March. 20, 2017 

SK建設がイランで、総事業費4兆ウォン規模のガス複合火力民間資本発電所の建設工事を受注した。SK建設は、国内建設会社では初めて、イランの民間資本発電事業に進出することになる


他にも…。

サムスンの売上高のピークは2018年三四半期であり、それ以降縮退。

ところが、フッ化水素の消費量は2019年1月~3月が最高の消費量になっている。

        

韓国はイランから石油を調達するさい、その支払いを「物々交換」でおこなっていたことは知られていますが、交換した「モノ」については明らかにされていなかった。


韓国がイランや北朝鮮にフッ化水素を密輸していた事が公になっていないが、北朝鮮の瀬取り監視に対して、米英仏加豪が日本に軍艦や哨戒機を派遣し瀬取り相手の韓国を監視している意味が理解出来る。


イランの核合意の6ヶ国はイギリス、フランス、ドイツ、中国、ロシア、米国です。


日本の韓国に対する、輸出優遇措置の撤廃は、韓国の小銭稼ぎの徴用工裁判に対する報復措置や、単なる通商問題ではなく、多くの尊い命が奪われるかもしれない大量破壊兵器の拡散を防止するための「安全保障の問題」です。